3周目をEX-HARDモードにてようやくクリアしました。
かなりやり込んだ感はあるものの、ミニゲーム(特にゲーセン内)はほとんど手付かずで終わってしまい、うみねこ座もドラゴンカートも途中で挫折しました。
亜門戦のトロフィーがあっさり取れたので、龍如初のトロコンいけるかな?と思いましたが、映画とレースで阻まれました。
(車系は過去作のカーチェイスから鬼門です……)
メンバーのレベル・全ジョブランクもMAXに到達しました。
これ以上経験値は入らないので、バトルでのモチベは若干下がります。
全員成長しきったところで、中断していたメインストーリーの進行を再開。
コミジュルでの四代目とのバトルです。
もう弱点が分かっているので、パーティーは女子二人参戦でサクッと終わらせました。
もう経験値取得作業は不要なので、寄り道せずに一気にエンディングへ向かいます。
さすがにここまで成長すればボスも楽々、と思いきや戦闘不能続出。これはたぶん中の人の力量によるところが大きいと思われます。ターン制のバトルに慣れている人なら、スキルの組み合わせを駆使して余裕で勝てるかと思います。
ジョブは占い師を最低でもランク18まで育てればエンカウントバトルも楽になります。「いかづち占い」が優秀すぎて、ショートカットでは標準装備になりました。
エンディングに向かうのは、正直気が重かったです。ボス戦が終われば、またあの哀しいシーンを見ることになるからです。
コインロッカーは二人の原点であり、この物語の重要なキーワードです。ラストシーンでこれ以上ふさわしい場所はありません。
このシーンを見るのは三度目です。どんな結末なのか分かっているにもかかわらず、せつなすぎて自然と涙がこぼれ落ちてしまいます。なのにムービースキップはしたくない。
春日一番というキャラクターが魅力的なこともありますが、演じている中谷さんの熱量が終盤では頂点に達している感じがしました。
春日さんはもちろん、親っさんも沢城のカシラも、みんなそれぞれの立場から若を見守っていました。若にしてみれば、そんな周りの人たちは身体が弱い自分を腫れ物扱いする鬱陶しい連中だと思っていたのかもしれません。
自分がもう少し早くコインロッカーから救い出せていたら、こんな身体にはならなかった、と悔やんでいたであろう親っさん。
偶然若と再会し、そばで見守り続ける決意をした沢城のカシラ。
血のつながり以上の想いで接していた春日さん。
彼らの心は最後の最後でやっと若に通じました。
どん底から這い上がろうと決意した若。
……からのプレイヤー(自分)をどん底に突き落とすような結末は、「なんでだよ!」と思いつつ、さすが『龍が如く』と納得出来てしまうから不思議です。
ラストシーンでは若を抱えて走る春日さんの後姿が、若かりし頃の親っさんと重なります。
若は生まれた時から最期までずっと荒川親子に守られていたという結末に涙が止まりませんでした。
それに加えて今作は音楽も秀逸で、エンディングからスタッフロールに移るタイミングで聞こえてくる湘南乃風の『一番歌』。シリーズ全般に共通する「映画を1本観終った感覚」に陥る瞬間です。
『バブル』(龍0)は作品とマッチしたギラギラ・エネルギッシュな曲でしたが、『一番歌』はタイトル通り“春日一番に送る応援歌”になっていて、かつ聴いた人も元気になれる曲になっています。
クリア後モードで、春日さんの絆技に湘南乃風参加バージョンがランダムで出てきたら楽しいのになぁ。
5人のちびキャラ(ロード中の右下に出る子たち)もめちゃくちゃ可愛いですね。
(3:27あたりに出てきます)
カラオケでは春日さんの「夢見た姿へ」も、己の発奮ソングかと思いきや、よくよく聴いてみると泣かせにくる応援歌で、歴代のカラオケ楽曲中、1、2を争うお気に入りになってしまいました。
聴きようによっては
3周目をクリアして一段落しましたが、前述のとおりミニゲーム系は中途半端な状態なので、しばらくしたら再び異人町に繰り出そうかと思っています。